多大なリスクを伴うプレイスタイル

投稿者: | 2019年5月9日

インカジというプレイスタイル

インカジというプレイスタイル

最近ではインカジの摘発が相次いでいます。

インカジは「カジノカフェ」とも呼ばれている違法なカジノのお店です。
ネットカフェのような店内で、違法にオンラインカジノが提供されているのが特徴です。
オンラインカジノそのものは法律的にグレーゾーンという形で、特に違法とされているわけではありません。
しかし、こういったネットカフェは完全に賭博罪の対象となってしまい、摘発の対象となっています。

そこで、インカジの摘発と逮捕について、そしてインカジの問題点について具体的に見ていきましょう。

オンラインカジノとインカジの違い

オンラインカジノと言うと、インターネットカジノのことをいいます。
インターネットカジノですので、インターネット上でギャンブルが楽しめます。
オンラインカジノの場合、自宅からパソコンでアクセスで接続をして、そして自宅で遊ぶことができます。
また、スマートフォン、そしてタブレット端末などでも楽しむことができます。

しかし、インカジはこれとは異なっています。
インカジは、ネットカフェのような店内で、オンラインカジノが違法に提供されているのが特徴です。
オンラインカジノは海外の業者が運営をしているのですが、インカジの場合オンラインカジノ業者とプレイヤーの間の仲介役として店が関与するのが特徴です。

オンラインカジノの場合はライセンスが発行されており、そして合法国によって運営されていますので、それそのものは違法ではありません。
しかし、インカジの場合、海外で合法的に運営されているものを国内の運営業者が店内で提供しています。
店内で精算がされているということもあり、完全に賭博罪が成立してしまっています。
このため、全国的に摘発が相次いでおり、都内の繁華街を中心として、インカジの摘発が目立ちます。
今現在、インカジの摘発については社会問題化しているといっても良いでしょう。

インカジの逮捕・摘発について

インカジの逮捕摘発について

インカジが日本国内で初めて摘発されたのは、2006年のことです。
2006年に初めて京都のインカジ店が摘発され、そして店員二名とプレイヤーが逮捕される事態となりました。
国内初のインカジの摘発ということもあり、当時は話題となったのです。

インカジの摘発理由についてですが、これは店内で賭博行為を行ったということで、常習賭博罪ということで逮捕されることになりました。
また、こちらのインカジについては暴力団の資金源となっている可能性もあり、この点も問題となっています。

インカジの問題点とは?

オンラインカジノと比較するとインカジにはさまざまな問題点があります。
まず、オンラインカジノの場合、合法的に運営されているということで法律的にはグレーゾーンです。
海外で日本人がカジノでプレイをするのと同様に、これを日本の法律だけで取り締まることは難しいであろうと考えられています。

しかし、インカジの場合は異なります。
インカジは国内において店内で精算が行われていますので、国内で賭博が成立していることになってしまいます。
もともと日本国内では、公営ギャンブル以外の賭博は禁止されていますので、賭博罪に該当してしまうことになります。
オンラインカジノそのものは法律的にグレーゾーンですが、インカジは完全に違法となっています。
この違いはプレイヤーなどもあまり理解していないことも多いですし、ニュースでも詳しく解説されることがありません。
このため、つい足を踏み入れてしまう方もいるのです。

インカジの問題点とは

そして、インカジは暴力団の資金源になっている可能性もあり、そういったトラブルに巻き込まれてしまう可能性もあります。
また、インカジはオンラインカジノとは違い、不正やイカサマなどが常習的に行われている可能性があります。
オンラインカジノの場合、第三者である監査機関が監査を行っており、そして公平性や安全性などをチェックしているため、不正やイカサマなどはなく安全に遊ぶことができます。
しかし、インカジの場合、監査の目がないので、不正がやりたい放題となっていますし、プレイヤーを勝たせない、払い戻しをしないということもあります。
イカサマが行われているので、お金を損してしまう可能性もありますので、けして足を踏み入れてはいけません。

オンラインカジノの摘発はあるの?

インカジが摘発されたということで、オンラインカジノも摘発されてしまうのではないかと不安に思ってしまうプレイヤーも存在すると思います。
しかしインカジとは違い、オンラインカジノについては処罰されてしまったケースは一つもなく、自宅で遊ぶ分には問題がないと考えられています。
また、海外のオンラインカジノを取り締まるべきという警察の見解もなく、今後もグレーゾーンのままで摘発されることはほぼないと考えておいて良いでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA